2016年3月30日水曜日

「トリイホール5日連続落語会」のお知らせ

TORII寄席」の特別企画として、毎年GWに開催されている
5日間連続落語会の詳細が決定しました! 

チケットは41日の午前10時から発売されます。
また41日の「TORII寄席」来場者は優先入場のできる
整理番号付きチケットを購入できます。
(ただし、41日当日にチケット代金支払いの人のみ)

2016年トリイホール5日連続落語会

文珍 楽珍二人会
5/1() 開演=18:30  
出演=文珍「へっつい幽霊」/楽珍「島んちゅぬ唄」/文五郎 
B珍&R珍の「覆面トーク」あり!

米団治 春蝶二人会
5/2() 開演=18:30
出演=米団治「三枚起請」/春蝶「妾馬・八五郎出世」/団治郎
   ☆米団治&春蝶の「若旦那」トークあり!

南光 南天二人会
5/3(火・祝) 開演=14:00
出演=南光「どうらんの幸助」/南天「天神山」/米輝
   ☆南光&南天の「師弟トーク」あり!

志ん橋 志ん輔二人会
5/4(水・祝) 開演=14:00
出演=古今亭志ん橋「転宅」/古今亭志ん輔「らくだ」/林家正楽(紙切り)/二乗

ざこば 塩鯛二人会
5/5(木・祝) 開演=14:00
出演=ざこば「お玉牛」/塩鯛「小間物屋政談」/慶治朗
   ☆ざこば&塩鯛の「師弟トーク」あり!

料金=各公演とも前3000 当3500 5日間通し券12000
  ※通し券はトリイホールでのみ販売

☆各公演で恒例のお楽しみ抽選会あり!

問い合わせ&予約=トリイホール:06-6211-2506


2016年3月27日日曜日

4月号を発送しました!

「よせぴっ」20164月号を325日に発送しました!
4月号の「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの
三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂三風さんに
ご登場いただいております。

読み物では41日に100回目を迎える「創作落語の会」、
芸歴20周年記念のファイナルとなる桂かい枝の「三番勝負」、
年に一度なんばグランド花月で開催される「きん枝の
がっぷり寄席」、女芸人キャバレーナイトのメンバーによる
喜劇「男と女たちの挽歌」、恒例の「春団治まつり」の詳細ほかを
ご紹介しています。

4月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログから
ダウンロードできます。
4月号の紙面データは、325日にアップしました。
ご活用ください!



2016年3月26日土曜日

「『らくごのお時間』落語会」、26日に発売開始!

MBSテレビの落語番組「らくごのお時間」のスペシャル企画として、
若手落語家6名による落語会が開催されます。
5月で閉館となるシアターBRAVA!での最後の落語会となります。
発売は326日(土)の午前10時からです。


「らくごのお時間」落語会

5/28() 開演=15:00  
会場=シアターBRAVA!(地下鉄「大阪ビジネスパーク」,
          JR「大阪城公園前」) 
料金=2000 当2500(全指)
出演=三扇/たま/鉄瓶/雀太/吉の丞/りょうば

●チケット取り扱い
[電話予約]
 チケットぴあ     0570-02-9999(音声自動応答 Pコード449-936
 ローソンチケット 0570-08-4005(音声自動応答 Lコード52403
                 0570-00-0407(オペレーター対応 10:0020:00
[WEB]
 チケットぴあ       http://pia.jp/t/
 ローソンチケット   http://l-tike.com
イープラス    http://eplus.jp/

[コンビニエンスストア]
 セブン-イレブン(マルチコピー機)/ サークルK・サンクス
(カルワザステーション)/ローソン(Loppi/ミニストップ(Loppi/
 ファミリーマート(Famiポート)

[店頭販売]
 シアターBRAVA!窓口(11:0018:00)  チケットぴあ各店舗

問い合わせ=シアターBRAVA!: 06-6946-2260

MBSテレビ「らくごのお時間」HP http://www.mbs.jp/rakugotime/





3月追加便 「国本武春追善公演」

追加の会のご案内です。
紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。
 
昨年1224日に55歳の若さでこの世を旅立った浪曲師の
国本武春さんの追善公演が道頓堀ZAZA行われます。

この日は昼夜2公演が開催され、昼の部は
「浪曲寄席」として京山幸枝若さんたちの浪曲と
武春さんの映像、夜の部は「メモリアルシアター」として
武春さんの映像が上映されます。

国本武春追善公演

3/29()  

<昼の部> 開演=13:00 
料金=前・当2000
出演=京山幸枝若/天中軒雲月/春野恵子/国本武春(映像)
※都合により出演者が変更する可能性があります。

<夜の部> 開演=19:00
料金=前・当2000(1ドリンク付)
出演=国本武春(映像)

会場=道頓堀ZAZA(各線「難波」,中座くいだおれビル地下1階)

チケット取扱い・問合せ=道頓堀ZAZA :06-6212-3005





2016年3月25日金曜日

「こどもらくご教室」開催!

春休みを利用して、こどもたちに落語を楽しんでもらおうと、
天満天神繁昌亭の朝席で「こどもらくご教室」が
2日間にわたって開かれます。
落語だけでなく、落語の解説や余芸、お囃子紹介なども
行われます。

繁昌亭春休み こどもらくご教室」

3/26()27()  開演=10:00

会場=天満天神繁昌亭
料金=高校生以上1000 中学生以下500
出演=文三/染左/智之介/生寿/はやしや香穂
問い合わせ=上方落語協会:06-6354-7727




こどもだけでなく、大人も楽しめます!

2016年3月24日木曜日

「うめだ文楽」明日から!

毎日放送、朝日放送、関西テレビ、読売テレビ、
テレビ大阪の在阪5局が「人形浄瑠璃・文楽」を
盛り上げようと昨年、初めて共同で企画・制作した
UMEDA BUNRAKU(うめだ文楽)」が、
今年も大阪・梅田で開かれます。

「若手の技芸員を中心に、都心で気軽に文楽を
楽しめる」のがこの公演の魅力。
文楽の上演のほか、文楽好きのゲストが回替りで登場。
楽しいトークショーも行われます。

今回の演目は「傾城阿波の鳴門~十郎兵衛住家の段~」。
ドラマティックなストーリーと若手技芸員の熱演をお楽しみに!

今年は3日間で6回が行われます。
各回とも当日券が若干枚数発売されます。



     2016115日の会見
   左から吉田幸助(人形遣い)、鶴澤寛太郎(三味線)
      竹本小住大夫(太夫)、桂南光


UMEDA BUNRAKU(うめだ文楽)

3/25() 開演=15:00 ゲスト=笹岡隆甫(華道「未生流笹岡」家元)

3/25() 開演=19:00 ゲスト=兵頭大樹(漫才師)

3/26() 開演=11:00 ゲスト=桂南光

3/26() 開演=15:00 ゲスト=コシノヒロコ(ファッションデザイナー)

3/27() 開演=11:00 ゲスト=わかぎゑふ(劇作家・演出家)

3/27() 開演=15:00 ゲスト=三浦しをん(作家)

料金=各回とも4000(全指)

◆ナレッジシアター(JR「大阪」・各線「梅田」,グランフロント大阪北館)

問い合わせ=ABCチケットインフォメーション:06-6453-6000



          左:おつる(吉田簑之) 右:お弓(吉田幸助)



           左:十郎兵衛(吉田玉勢) 右:お弓(吉田幸助)



          左:竹本小住大夫(太夫) 右:鶴澤寛太郎(三味線)

                 (3月24日、公開リハーサル/写真:日高美恵)


2016年3月23日水曜日

春風亭正太郎&入船亭小辰の会開催!


今、勢いがあり、話題を集めている東京落語の「二つ目」。
その若手勢が次々と来阪する中、3月には春風亭正太郎と
入船亭小辰が2日連続で落語会に登場する。
大阪での会に向けて、春風亭正太郎に話を聞いた。

春風亭正太郎は20064月に春風亭正朝に入門。
芸歴10年だが、早い時期から東京以外に長野県などでも
定期的に独演会を開催。全国各地で落語会を開いている。

 正太郎 中3の文化祭で初めて落語をやることになったんです。
 やるからにはちゃんと聞かないといけないと思って、
 図書館でカセットテープを借りて聞いているうちに
 「あー、こんな世界があるのか」と、とっぷり
 はまっちゃったんです(笑)。

その後、高校時代は寄席やホールでの落語会に通った。
当時は大御所が出演してもガラガラだったという時代。
それでも落語への思いは強く、落研がある大学の中から、
柳家権太楼や師匠の正朝が卒業した明治学院大学を
選んで入学した。

 正太郎 うちの師匠の高座が好きだったんです。
 江戸前の雰囲気で軽くさらっと流して帰るのがいいなと
 思いまして。いろんな人を追いかけて見ていくうちに、
 この世界に入る時にはうちの師匠にと。でも、何人も
 師匠のところに志願に行っているけど、誰も弟子に
 とっていないから、たぶん取ってくれないだろうと
 言われていました。お会いしたら、「君が後輩か。
 話を聞いてあげましょう」ということになって、
 「じゃあ、いいよ」と。
 タイミングがよかったんだと思います。

演芸の世界とは縁のなかった両親に勘当覚悟で
弟子入りの話をしたが、2人とも大反対。
入門に際し、師匠から両親を連れてくるようにと
言われた時には、なんとか母親だけが同席してくれた。

 正太郎 母も決して喜んでいなかったです。
 でも、「あなたの人生だから、あなたの好きなように
 してもらうのが親として嬉しいから、好きなように
 しなさい」と。師匠に「おふくろしか連れて行けません」と
 言ったら、「お父さんもいずれはわかってくれる。
 それまで頑張れ」って言ってくれました。
 師匠がおふくろに「私、この子の人生預かりますけど、
 この子に才能がないと思ったらすぐにクビを切りますからね」って
 言ってくれて、それが僕はすっごく嬉しかったんですよ。
 うちの師匠でよかったなとつくづく思いましたね。

若者の将来のことを気遣った師匠の思いやりのある
この発言が、今でも正太郎の心の支えになっているという。
こうして師匠一人、弟子一人の一門が誕生した。
正太郎の頑張る姿を見て、父も今は全面的に応援してくれている。
そして、唯一の弟子に対する正朝の期待も大きい。

 正太郎 うちの師弟関係は絆が強いと思います。
 すごく口うるさくて、厳しい師匠ですけど、愛情も
 半端ないです()。僕の前では絶対言わないですけど、
 僕が褒められたら「あれは私の作品ですから」って
 言ってくださる。嬉しいですよ。
 師匠孝行しないとなって思います。

今回、大阪では328日に小辰とともに上方の桂優々と
林家愛染の勉強会にゲスト出演し、29日は同じ会場で
小辰との二人会を行う。

 正太郎 古典落語の世界観が好きです。
 今は人情噺や滑稽噺をバランスよくやれてると思います。
 小辰さんは変な飾りっ気がなくて、シンプルに落語を
 聞かせてくれるタイプ。安心して聞ける後輩の一人です。
 せっかくなので、今回は江戸らしい噺を2席ずつ、
 精一杯やらせていただきます。

東京生まれの東京育ちだが、母親が関西出身。
正太郎は上方落語も好きで、上方ローカルの落語番組も
録画して送ってもらって見ているという。

 正太郎 大阪でも定期的に落語会ができればありがたいと
 思います。今後ですか? 後輩に稽古を頼まれるような
 噺家になれたらなと思います」
          
(於:東京・らくごカフェ/取材・写真 日高美恵)




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春風亭正太郎(しゅんぷうてい・しょうたろう)

1981年東京生まれ。20064月、春風亭正朝に入門し「正太郎」。
200911月、二つ目に昇進。20153月、14回さがみはら
若手落語家選手権優勝、9月に第26回北とぴあ若手落語家
競演会大賞第7回前橋若手落語家選手権準優勝


入船亭小辰(いりふねてい・こたつ)
1983年東京生まれ。2008年、入船亭扇辰に入門し前座名「辰じん」。
2012年に二つ目に昇進し、「小辰」。2013年「2回噺家の手ぬぐい大賞」

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※3月号の締切後に決定しましたので、紙面には掲載されておりません。
 落語会の詳細は以下です。

「らくご優愛塾」
3/28() 開演=19:30
会場=八聖亭(JR「福島」)
料金=前・予1000 当1200
出演=優々/愛染/春風亭正太郎/入船亭小辰
問い合わせ=ゆうゆう会: 090-8792-6900






TOKYOダブルス~春風亭正太郎と入船亭小辰」
3/29() 開演=19:00
会場=八聖亭(JR「福島」)
料金=前・予2000 当2500
出演=春風亭正太郎/入船亭小辰/八斗
問い合わせ=吉田食堂: 090-5096-4659(16時以降)