2017年12月28日木曜日

1月号を発送しました!

「よせぴっ」20181月号(137)1226日に発送しました! 人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂文也さんにご登場いただいております。 

 
                桂文也さん

1月号の読み物では、128日に大阪の新歌舞伎座で開催される桂雀々さんの40周年記念公演、「OSAKAトラディショナル・エンターテイメント」の一環として行われる「春野恵子の浪曲Show」と「文楽Show」、120日に開催される「ABC上方落語をきく会」、桂福団治さんを追った長編ドキュメンタリー映画「人情噺の福団治」の大阪での上映情報ほかをご紹介しています。

昨年1月からスタートした「島之内寄席通信」は、1月の「島之内寄席」で開催される「新進落語家競演会新人賞受賞者の会」について、桂文華さんが綴ってくださいました。

月亭文都さん(トリ)


「文楽Show(1/152324、国立文楽劇場小ホール)
「春野恵子の浪曲Show(2/11920、国立文楽劇場小ホール)
大阪府のナイトカルチャー発掘・創出補助事業として行われるOSAKAトラディショナル・エンターテイメント」の一環として「文楽Show」と「春野恵子の浪曲Show」が行われます。文楽公演は桂佐ん吉さんがナビゲーターをつとめます。浪曲公演では春野恵子さんがロックのヒット曲に乗せて浪曲を演じる「ロック浪曲」が演じます。



ABC上方落語をきく会」(1/20、尼崎・あましんアルカイックホール・オクト)
朝日放送の老舗落語会「ABC上方落語をきく会」が昼夜で行われます。夜公演では笑福亭銀瓶さんが3席ネタおろしに挑みます。

左から三代澤康司アナ、銀瓶さん、南天さん



桂雀々独演会(1/28、大阪・新歌舞伎座)
桂雀々さんが芸歴40周年を祝い、昼夜で開催する独演会。昼公演は「地獄八景亡者戯2018」と「蛸芝居」、夜公演は「らくだ」ほかが演じられます。昼公演は完売です。



発行後に随時、読み物も追加でアップしていきます。お楽しみに!
「よせぴっ」20182月号は130日に発送します。1月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。紙面は本日以降にアップします。ご活用ください。 
 

※各写真の無断転載はご遠慮ください。

2017年12月27日水曜日

「立川談春独演会」(12/28)

東京の立川談春が大阪のフェスティバルホールで毎年年末に開催している恒例の独演会が今年も開かれる。談春は2015年から毎年、この会場でこの噺を演じ重ねてきた。今年はその「芝浜」に加えて「文七元結」を披露する。ともに師走の夫婦の情愛を描いた東京の人情噺の大ネタだ。落語の世界では趣向の会でない限り、似た噺は「ネタがつく」と言って演じないのがルールだが、今回は敢えてその2席を選んだ。


 写真:鈴木心


談春 「文七」と「芝浜」。やる方もたいへんですけど、聞く方も胃もたれしますよね。でも、2700人という空間でやればもたれないでしょうね。それが落語なのかって言われるとね、「落語です」という確信は正直ないーですよね。でも、見世物だっていうんなら、見ても面白いんじゃないですかね。もっと言うと、フェス(フェスティバルホール)じゃないとできないことです。

-独演会で全国を回る一方、TBSのドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(2014)や「下町ロケット」(2015)で好演を見せ、今年7月には映画「忍びの国」にも出演。俳優としての新境地を拓くほか、司会などでも幅広い活躍を見せている。


談春 1年の間にいろんなご縁があって、いろんな人と出会ったり、いろんな種類の仕事をしたり。そうすると、例えば演出一つとっても、ドラマや映画はこうやってやっているんだっていうのが勉強になりますよね。正直、その手法を落語に適した大きさのホールでやったら、それはバカみたいにでっかいホールでやる俺の会よりももっと違和感があるでしょう。とてもじゃないけど、胃もたれするし、落語の世界でいう「つくネタ」なんだろうし。でも、見世物として談春を見るのがひとつ。見世物なら派手な方がいいでしょ? あとはやりたかったの。談志がね、談志の「芝浜」を聞いて俺が弟子になるって言った。同じ日に、同じ会場の「芝浜」を聞いて、志の輔もサラリーマンを辞めて弟子になった。それは談志の30周年記念の独演会だった。45歳くらいの頃の談志かなぁ。やっぱりそれはとっても強烈な印象があって、1席目に「富久」やって、2席目に「芝浜」をやった。あのまんまやるのはあれなんで…、(今回)同じような噺を、やる。それはやっぱり、フェスを借りたことと一緒です。僕は自分の憧れに準じて人生を送っていくって決めたんで。人に憧れる人生なんで。50過ぎて、(今年は談志の)7回忌で。やっぱり会場選びますよ。「芝浜」と「文七」って言ったら。それがフェスなら、それだけやっても普通の落語会になっちゃうかもしれない。でもそれを受け止めてくれて、それでも、まだ届かないかもしれないという恐怖を覚える会場はフェスティバルホールしかなかった。

-20081225日、談春は世界の名だたる音楽家が称賛する旧フェスティバルホール閉館の特別企画の一環としてホール史上初の大独演会を開催した。談春にとっても憧れだったフェスティバルホールで演じた「芝浜」は超満員の2700人の観客に感動をもたらし、今も語り継がれる伝説の舞台となった。

談春 なんで、ここでやってるのですかと言われれば、憧れとしか言いようがない。あそこに立ちたかった。あそこで正座して、落語やったらどうなるんだっていう。でも、それを許してくれるかどうか、チケットを買ってくれるかどうかって話じゃないですか。それが、今年は7回目だそうですから。7回やらしてもらったんなら、それは10年、20年続けていきたいけど、来年があるかどうかわからないし。もし、今年で終わっちゃったら、お前やっときゃよかったっていう心残りの企画はないのっていった時に、今年それをやるってことですね。正直、今年で僕の中のフェスティバルホールへの憧れは1つの区切りだと思っています。憧れてるけど、憧れはやめないけど、続けるけど、憧れて「夢だったんです」っていうセリフで許される年齢、キャリアではないのかなっていうことを考えた時に、何をやると言われた時に「芝浜」だけじゃなく、「文七」。その2席をやったら、最後列の両端のお客さんにも届くのかなっていう。やっぱりやってるうちには慣れるし。出囃子が鳴っても震えてた最初の時から考えれば、図太くなってますよね、それは私だけじゃない。人間がそうなんでしょう。そういう意味での、落語家ができる中でのすごくたいへんな背伸び、並びに冒険はみんな、してらっしゃいますよね。「文七元結」をざこば師匠がやったりとか、「五貫裁き」を南光師匠がやったりとかね。その意味での落語の芸としての冒険はみんながするようになった。素晴らしいことだと思います。

-「芝浜」と「文七元結」の2席を大阪で演じる。「大阪を第2のホーム」と公言する談春の大阪への思いは強い。

談春 観客でもない、フェスでもない、落語に跳ね返されるかもしれない。違うんだよ、一緒にやっちゃいけないんだよ。それは落語だけじゃないでしょ。会席だって何のためにコースがあるのか。まぁ500人の宴会で会席は出さないからね。3人ならもてなせるかもしれないけど。東京でまったくやらないで大阪でやるっていうのが、俺にとっては大阪に対する愛情表現ですね。大阪という土地に対するね。俺はやっぱり大阪で売ってもらったもん。中村屋(中村勘十郎)が同じこと言ってた。「俺は大阪で売れた人間だよ」って。親父が死んだあと、何の役もつかなくて、「四谷怪談」を大阪でやって。「俺、大阪に売ってもらったんだよ、だから、ハル(談春)さん、大阪でやるのすごくよくわかるよ」って言ってくれた。本当にそう。

-2700人キャパの大ホール、フェスティバルホールで「独演会」を開いていたのは唯一、談春だけだったが、2015年に上方の桂春蝶が独演会を開催し、満員御礼の大成功をおさめた。

談春 春蝶が借りるのは、もっと後だと思ってた。自分がやって10年たたないうちに、「僕もフェス借りようと思うんですけど、アドバイスください」って言ってきた時にやっぱり驚いた。後進が、フェスで勝負したいっていうやつが出てきた。嬉しい反面、それが出てきたのなら、次のステップを踏もうとしているふりぐらいしないとね()。お客さんも許してくれないでしょう。伝統芸能やってる人間の思い上がりでね、それが伝統のすごさなんですけどね。うまくなると思ってるんだよ。51歳ですら、まだここが俺の完成形じゃないと思ってる。まだうまくなると思ってる。まぁ、そう思ってるから次の会に出れるんですけどね。明日の会にね。もし、今が俺のいきどまりで、あとは下降していくだけだったら、お前どうすんのっていうのがあったの。もしかしたらお前のピークここかもしれないよと。体力的にも才能も、もしかしたら寿命まで。いつやるの、大事にとってるけど、そのカード。お前が大事に温めてるほどの切り札かと。「芝浜」と「文七」を一緒にやるっていうことが。お前にとっての切り札だったものが本当に世の中の人に価値を感じてもらえるのか。結果、評価を下してもらうのに、フェスが最高の場だったってこと。どうやったって落語ファンだけでいっぱいにならないもん。落語ファンだけでいっぱいになるとこでそれをやったって、必ず、落語を聴いたことがない人のとこでまたやりたくなるんだから()

-落語会は開催されていたものの、定席の天満天神繁昌亭がやっと2006年にオープンした大阪と、昔から寄席がいくつもあり、落語を見に行くことが特別ではない土壌がある東京では状況が少し違う。その大阪の大ホールでの独演会はある意味、冒険でもあったはずだ。

談春 繁昌亭と新しい神戸の寄席(喜楽館、2018年夏に開場予定)よりは冒険じゃねぇだろう。向こうの方がすごい。繁昌亭のお客さんが減ったと言ってるけど、軌道に乗っただけじゃなくて、利潤もあげてるし。それはすごいことだろうと。そりゃ、俺もできうる限りどころか、できない芸までやろうと思ってますけど。見世物ですよ()。でも、ドラマ出たって、映画出たって、コメンテーターやろうが司会やろうが、誰も面と向かって文句は言わないよね? 「落語にお客さん呼ぼうとしてるんだね、頑張ってるね」なんて、うわべかもしれないけど、誰が出てもみんな言うよね。2700人に届けるために、俺より汗かいているスタッフがいて、個人芸の総合芸術にしようとしているわけでしょ。一人じゃできねぇんだから。落語を総合芸術にしてどうするんだっていうのはまた別の話。小池(百合子)さんと一緒だよね。1人でできる限界以上のことをやってる。睡眠時間を削ってね。だけど1人ではできないことがある。頭脳も体力も限界でやってても、それでも1人ではできない。だから政党を創ろうと思ったら、任せなきゃいけない。そのために人を育てなきゃいけない。プレーヤーとしての限界はやってるけど、プレーヤーとして一流になると、リーダーとしての資質を求められて、それはある意味プレーヤーとは違うものですね。だけどリーダーとしての資質、人としての器を問われた人だけ、そしてそれをクリアした人だけが「超一流」って言われるから。自分が「超一流」になりたいとか思ってないし、「超一流」を目指しているわけでもなんでもないけれど、売ってくれたからね、大阪に対する恩返しをしようと思った時に、今の俺には見世物しか思い浮かばなかった。志の輔のやってることは総合芸術だけど。わかったような振りしても、まだ個人芸に可能性があるんじゃないか、まだ落語には力があるんじゃないかと思ってる。そこは信じないとフェスではできないですよね。俺じゃないもの。「芝浜」と「文七」に頼るんだから()

「立川談春独演会」
12/28()  開演=18:30
会場=フェスティバルホール(地下鉄「肥後橋」)
料金=S5400 A3780(全指)
出演=立川談春「芝浜」「文七元結」
問い合わせ=キョードーインフォメーション: 0570-200-888






完売のお知らせ「笑福亭鶴瓶落語会」

2018127日、28日に西宮市の兵庫県立芸術文化センターで開催される「笑福亭鶴瓶落語会」は完売となりました。当日券もありません。


落語会中止のお知らせ「門戸寄席 笑福亭由瓶落語会」

「よせぴっ」181月号に掲載している24日開催の「門戸寄席 笑福亭由瓶落語会」は中止になりました。ご了承ください。


2017年12月22日金曜日

おわび「パンチョウ一門旗揚げ公演」

本日、午後7時からツギハギ荘で「パンチョウ一門旗揚げ公演・冬のパンまつり」が開催されます。「よせぴっ」12月号で「ふるまい湯豆腐あり!」と掲載されていますが、本日、湯豆腐は振舞われません。たいへん申し訳ありません。ご了承ください。

「パンチョウ一門旗揚げ公演・冬のパンまつり」

12/22()  開演=19:00
会場=ツギハギ荘(地下鉄「南森町」,JR「大阪天満宮」)

料金=1500 当1800
出演=鶴笑トブレッド/食パン三金/治門ブラン/グル天使 

問い合わせ=事務局: 06-6333-4800

2017年12月21日木曜日

「なんばグランド花月」がリニューアルオープン

9月下旬から大規模な改修工事を終えた「なんばグランド花月」が1221日にリニューアルオープンします。


リニューアルに伴い、「なんばグランド花月」劇場のある、なんばグランド花月ビルの1階、2階のテナントが入れ替わり、11店舗のうち5店舗が初出店しています。



1階には吉本興業のオフィシャルグッズが並ぶ「よしもとエンタメショップ」、2階には関西の土産やオリジナルグッズを販売する「よしもとおみやげもん横丁」が。


よしもとエンタメショップ



よしもとおみやげもん横丁


2階のロビーには吉本興業の創業時の写真や活躍した芸人たちのパネルなどのほか、SPレコード、名刺などの貴重な資料が展示されています。また、吉本を代表する漫才師や新喜劇の役者たちの等身大パネルが劇場入り口近くで出迎えています。





1221日の午前945分からは劇場前で盛大にオープニングセレモニーが行われ、13回の特別公演が行われます。


2017年12月20日水曜日

「なんばグランド花月」 21日にリオープン!

「なんばグランド花月」の改修工事が終わり、1221日にリオープンします。21日は記念の特別公演が行われます。当日券も発売されます。

12/21(特別料金5000(全指)

<朝の部> 開演=1100
出演=<口上>/海原やすよ・ともこ/和牛/ジャルジャル/ウーマンラッシュアワー/西川きよし/トミーズ/西川のりお・よしお/文枝/<吉本新喜劇>(出演順)

<昼の部> 開演=1430
出演=<口上>/スーパーマラドーナ/メッセンジャー/ハイヒール/チュートリアル/中川家/宮川大助・花子/八方/中田カウス・ボタン/<吉本新喜劇>(出演順)

<夜の部> 開演=1800
出演=<口上>/笑い飯/テンダラー/さや香/ザ・ぼんち/木村祐一/かまいたち/大木こだま・ひびき/オール阪神・巨人/文珍/<吉本新喜劇>(出演順)
※出演者は変更になる可能性があります。
℡ チケットよしもと:0570-550-100



12月追加便 「よしもとの落語会 岸和田寄席」

 追加の落語会のご案内です。
 紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。
 
よしもとの落語会 岸和田寄席

12/23()  開演=14:00
会場=岸和田市立浪切ホール 小ホール (南海「岸和田」)
   岸和田市 港緑町1−1
料金=2500 当2800
出演=坊枝/鶴笑/菊丸/方正/文五郎
問い合わせ=チケットよしもと: 0570-550-100

<チケット>
浪切ホールチケットカウンター 072-439-4915 
 チケットよしもと 0570-550-100Yコード:505241
 チケットぴあ 0570-02-9999Pコード:481-927
 ローソンチケット 0570-000-407Lコード:57645



2017年12月17日日曜日

〈訃報〉笑福亭仁勇さん

笑福亭仁勇(本名・山澤健二)さんが1216日に脳出血のため逝去されました。仁勇さんは1958年生まれ、大阪市出身。1977年に笑福亭仁鶴師に入門。満59歳でした。

通夜、告別式は仏式で執り行われます。
式次第は下記の通りです。ご冥福をお祈りいたします。

<通夜>  1218日(月) 1900
<告別式> 1219日(火) 10301200
会場=新大阪典礼会館
   大阪市淀川区野中北1-1-77
   ℡ 06-6397-3300


2017年12月13日水曜日

12月追加便 「第41回 夢くらぶ寄席」

  追加の落語会のご案内です。
 紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。
 桂雀三郎さんが奈良で続けておられる会です。
 
41回 夢くらぶ寄席
12/16()  開演=15:00
会場=落語喫茶・古々粋亭(近鉄「奈良)
料金=2500 当3000
出演=雀三郎(3席)/

問い合わせ=種まきフレンド・近藤: 0742-46-9518(TEL&FAX)



2017年12月6日水曜日

配布場所のお知らせ

「よせぴっ」は大阪市内の24区の図書館で配布していただいていますが、今年の11月号から東大阪市の大阪府立中央図書館でも配布していただいています。


また、12月号から大阪梅田のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店でも配布していただくことになりました。落語関係の書籍がある5階と、児童書のある7階のそれぞれのカウンターに置いていただいています。ご活用ください!
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 大阪市北区茶屋町7-20 チャスカ茶屋町

2017年11月30日木曜日

12月追加便 「まどか浪曲研鑽会」

  追加の浪曲会のご案内です。
 紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。
 菊地まどかさんが大阪の駒川で続けている会です。
 「まどか浪曲研鑽会」終了後には師匠の京山小円嬢さんとの師弟浪曲教室も行われます。 
 
まどか浪曲研鑽会
12/3()  開演=13:30
会場=駒川文化センター・和室(地下鉄「駒川中野)
料金=1500(完全予約制)
出演=菊地まどか(2席)
問い合わせ=三栄企画: 06-6631-0659

小圓嬢・まどか師弟浪曲教室
12/3()  まどかの浪曲2席、休憩の後に開講
会場=駒川文化センター・和室(地下鉄「駒川中野)
料金=大人3000 学生2000(完全予約制)
出演=京山小圓嬢/菊地まどか
問い合わせ=三栄企画: 06-6631-0659




2017年11月22日水曜日

12月号を入稿しました!

「よせぴっ」201712月号を1120日に入稿しました! 

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送プロデューサーの戸谷公一さん、「じゅずつなぎ」は笑福亭仁智さんにご登場いただいております。 

 

             笑福亭仁智さん

 
 12月号の読み物では、121日に開催される桂文枝さん50周年のファイナル公演、年末の風物詩となった立川談春さんの大阪・フェスティバルホール独演会、昨年、咲くやこの花賞を受賞した桂佐ん吉さんの受賞記念の会、5年ぶりに開催される「24時間落語マラソン2017」、上方落語の三味線方として活躍する大川貴子さんが続けている語りの会「いせまる語りの会」、今年度の繁昌亭大賞の結果ほかをご紹介しています。

今年1月からスタートした「島之内寄席通信」は、12月の「島之内寄席」で開催される「上方落語2017総選挙」について、林家花丸さんが綴ってくださいました。


 
桂文枝 芸能生活50周年 ファイナルステージ(12/1、大阪・オリックス劇場)
桂文枝さんの芸能生活50周年イヤーのファイナルステージ。「ゴルフ夜明け前」の新バージョンが披露されるほか、落語のゲストとして三遊亭円楽さんが出演。歌のゲストに加山雄三さん、さだまさしさん、トークのゲストとして関根勤さんが駆けつけ、華やかにラストを飾ります。

 内海英華さん()、桂佐ん吉さん
「桂佐ん吉“ハメモノ”と落語の世界」(12/7、大阪倶楽部)
桂佐ん吉さんの「咲くやこの花賞」受賞記念の会。舞台に三味線の内海英華さんや鳴り物方が並び、佐ん吉さんが旅ネタの「七度狐」を解説と実演入りで披露するほか、ハメモノがふんだんに入る「蛸芝居」を演じます。



24時間落語マラソン2017(12/1617、大阪・地蔵寺)
 途中に入れ替えや中入りを挟みながら、24時間を6区に分けて落語家が交代で落語を披露する「24時間落語マラソン」が5年ぶりに開催されます。



「いせまる語りの会 第5回」 (12/23、大阪・Salon de ありす)
大川貴子さんが「いせまる」の名で続けている語りの会の5回目。今回は山本周五郎作品を口演します。



写真・鈴木心
立川談春独演会2017(12/28、大阪・フェスティバルホール)
年末恒例の立川談春さんのフェスティバルホール独演会。毎年演じ重ねている「芝浜」に加え、今年は「文七元結」も演じられます。


左から林家染雀さん、桂文枝上方落語協会会長、笑福亭喬介さん

 「第12回繁昌亭大賞」発表(11/7、上方落語協会会館)
117日に「繁昌亭大賞」の選考会が行われ、本年度の繁昌亭大賞と奨励賞が決定しました。繁昌亭大賞には林家染雀さん、奨励賞には笑福亭喬介さんが選ばれました。


発行後に随時、読み物も追加でアップしていきます。お楽しみに!

「よせぴっ」201712月号は1129日に発送します。12月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。紙面は発送後にアップします。ご活用ください。 
 
※桂文枝さん、「桂佐ん吉“ハメモノ”と落語の世界」、「繁昌亭大賞」の写真は日高美恵が撮影しました。各写真の無断転載はご遠慮ください。